文系からの社会人からの再受験女子医学生の日記🏥

文系学部卒→マスコミ勤務→医学生

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脳の前頭葉を壊すと、人格が変わる!?

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さて、みなさんはフィアネス・ゲージ、って何かご存知ですか?

 

・・ゲージ?なんのゲージ?「フィアネス」をはかるゲージ?

 

・フィアネス・ゲージって?


違いますw

答えは、25歳のイケメン✨アメリカ人鉄道建設現場監督の名前です。有能で賢い人だったらしい。

しかし彼は1848年のある日、ダイナマイトの誤爆事故により、長さ109cmの鉄棒が彼の下顎から頭を貫通してしまいます😱

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⬆︎Wikipedia「フィアネス・ゲージ」より

 

にもかかわらず、ゲージは数分のうちに喋るようになり、自力で歩けたと言います。
半年ほどの療養の後、建設現場に復帰したゲージ。
しかし復帰後のゲージはまるで別人
下品で頑固で優柔不断、非礼で計画通りに行動できない人になってしまった。
仲間たちは「これはもはやゲージではない」と驚いたそうです。


このことが示している重要なことがあります。

それは、
前頭葉の損傷は、人格を変化させうる
ということです。
ゲージは、脳の損傷と人格形成が関係することを示した初の症例として、神経科学史上最も有名な患者となったのです。

 

・ロボトミー手術  

 

それならば前頭葉を手術すれば、精神障害がなくなるのではないか。
ポルトガルの医師、エガス・モニスは、1936年に前頭葉と視床を切り離す手術を行い、精神障害がおさまることを示しました。

この手術の名は、ロボトミー手術と名付けられました。

 

・短気が治る!?

 

第二次世界大戦中〜戦後にかけてこの手術は爆発的に大流行しました。

この発見はノーベル賞まで受賞しちゃった。

短気な性格も治せると評判になったとも言います。長期入院も必要なかったので、気軽に行う人も多かったそうです。

 

手術は、日本でも行われました。知っていましたか?

日本でロボトミー手術を受けた患者が、その執刀医の妻と母親を殺害した事件まであるそうです・・

そのワケとは。

 

・ロボトミーの重篤な副作用

 

その患者は、「手術を受けたことにより人間性を奪われた」として、殺害を計画したのです。

少し想像すればわかる気がするのですが、手術には緊張を解く効果があるあまり、術後には無感情・無気力になったり、集中力が低下したりして、人間らしい活動ができないという重篤な副作用をかかえる人が続出したのです。

しかしこの副作用は広く伝えられず、即手術中止とはならなかったといいます。

抗精神薬が普及するにつれ、徐々にロボトミー手術は行われなくなっていったのでした。

 

・性格を決めるものとは

 

この話を聞いて、性格ってなんだろうと改めて考えさせられました。

親の教育や、通う学校、友人や恋人の影響…後天的に規定される部分も大いにあると思います。相手によって人格が変わってしまう人もいるでしょう。

 

私は性格は二、層に分かれているのではないかと思いました。

柔軟に変化していく部分と、時間が経過しても変わらない部分です。後者を基盤として、その上に前者が乗っかっているイメージです。

 

きっと前頭葉は、基盤となる変わらない部分を担っているのではないでしょうか。

その土台が事故や手術で障害されると、上の層も含めて崩れ去ってしまう。もはや自分ではなくなるくらいに。

 

けれどそんな大事件で根幹が揺るがされなければ、人間には性格を変化させる余地があるとも思います。

過去の過ちを反省し、心から良い人になったり。逆にある出来事がきっかけで、心底冷酷になったりもする。

 

その余地すら前頭葉がコントロールしている、という考え方もあるかもしれませんが。

抗精神薬が脳の感情を操る部分が特定されたことで生み出されたように、全ての性格や感情もただの化学反応かもしれません。

訳が分からなくなってきますね。感情ってなんだろう。

だとしても私たちはその化学反応機構のもとで、人生に喜怒哀楽しなければならない。

脳の奴隷だとしても、自分の脳を鍛えて、身体を動かして、楽しいものにたくさん触れて生きていきたいものです。

 

なんだか今日は語ってしまいましたね〜🌸

おわり◎

 

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